7年前拒食症になったときに、本に「拒食・過食症が治るとき、それまでの依存した人間関係は全部切れる」と書いてあるのを読んだ
それは本当で、驚くぐらい今までの関係が次から次へと、えーっこの人も!と思うような人とも切れていって、5年後には離婚もした
それぐらい私は変化してったんだと思う
でも私は、ずっと自分の人間関係に納得がいかなかった
新しい人と出会っても、人をバカにしてる人だったり、卑屈な人だったり、結局依存関係になってしまったり
自分自身がそうならないようにと気をつけてがんばってきたけど、結局同じことの繰り返しだった
友だちからの相談に乗ってると、いつもいつの間にか一方的に愚痴を聞くことになった
でも最近になってわかった
親離れしてないと、他人との関係に親を求めることになる
当然つきあう人もそういう人になってくるので、親と同じ役割を求められるんだと
だから、お互いにわかってほしい、聞いてほしい、受け止めてほしい、になってただの愚痴の言い合いになってしまったんだ
今までは相談されたら解決に向かってほしいと思ってたけど、解決するのは相手であって私じゃない
私は全部を受け止めなくていいし、責任を持たなくていいんだなってわかった
もう私は距離が近い友だちが欲しいとは思わない
店でも人でも距離感が大事だと思うようになった
お互いに自立してて、それぞれの世界があって、たまに交差するぐらいでいい
これから新しい関係が築けるといいなと思う