3月の頭にトリプタノールが減薬になった
朝晩2錠から1錠へ
離脱症状だったのか最初の1週間ぐらいは疲れやすくてうつっぽかったけど、数年ぶりに飲みに行ったり外食や外出したりできて波がありつつも順調だった
ところがここ1週間ぐらいものすごくしんどくて、どれだけ寝ても疲れがとれなくてずっと死にたくて鬱だった
それで今日になってその原因に思い当たった
ちょうど調子悪くなってきたころ、私は某芸能人にハマり始めていた
インタビューを読んだり動画を見たりするごとにどんどん好きになっていって、その「好き」が大きくなりすぎて「好きすぎて辛い」という異様な感情になってきた
(相手は芸能人なので)私がどれだけ好きになっても彼には手が届かないし、私以上に彼のことを好きで良さをわかっている人たちが何千人もいる、その状況が泣くほど辛い、という精神状態になった
そしてその人は細身で知的でメガネで優しそうで、つまり私は父親のような人のことをまだこんなに求めているんだ、と愕然とした
その直前につきあいの長い友達から「痩せてるメガネの人好きだよね」と言われたのも引き金になっていたような気がする
私は父親との関係が希薄だったためにこの強い感情に振り回されてきた人生で、特定の男性に異常に惹きつけられて、距離感も感情も狂ってしまうことが何度もあった
それがまだ昇華できずに残っていたとは…
食欲も落ちて拒食っぽくなっている
これは私が子ども時代に戻っているサインなのだ
大人になりたくないから食べないことで成長を止めようとする
大人になりたい私と子どもでいたい私がせめぎ合っているところなのだと思う
ここを乗り越えたらまたひとつ大人になることがわかっている
そうしたらこの苦しいほどの激しい感情もなくなってしまうことが、寂しくて、悲しい