ベランダの植物の世話ぐらいしかやることがないので熱心にやっていたら、年配の女性に声をかけられたことがある
私は毎日虚ろな目でベランダにただ立っていて自分でもかなり怪しいと思っていたので、こんな私に声をかけてくるのってだいぶ変わった人なのでは…?と思ったらその人もうつだと言っていた
やはり自分がうつだとうつの人を引き寄せてしまうのだろうか
最初は声をかけてもらってうれしかったけど、どこかで警戒もしていた
そのときは対人恐怖もあったので居留守を使ったら外から名前を呼ばれたり、その次は連絡先を交換しようと言われたりして(丁重にお断りした)少し怖かった
本当にいい人だし善意なのはわかるんだけど
嫁とうまくいなかなくてうつになったと言っていたが、申し訳ないけど嫁と合わなかった理由がわかるような気がした
他にも粘着されることが立て続けに起こって、その全員が精神疾患だった
それで「弱っているときに距離をつめてくる人は危ない」と思うようになった
自分も含めてうつになる人って、さびしくてさびしくてどこまでも人と距離をつめていってしまうんだと思う
私も昔は弱ってるときほど連絡してほしかったし、連絡することが親切だと思ってたけど今は逆だと思うようになった
弱ってる人に何度も連絡するのって、思いやりじゃなくて自分がさびしいだけなんだと思う
先日また別の年配の女性から声をかけられたけど、一言二言話したら「そうなんですね、では失礼」と言ってにこやかに去っていって、なんて品がある女性なんだと感心した
サッと来てサッと帰っていく
そういうあっさりした人間関係でいいのかもしれないなーと思った