学生時代に大好きだった友達がいた
私を入れて3人組で、1人とは絶交して1人とは今でも関係が続いていた
ほとんど会ってないけど、何年か一度は会ったりたまに電話で話したりLINEしたりするような関係
友人が結婚して都内で働く内にとても大人になったように感じて、幼いままの自分から遠くに離れてしまったような気がした
私は心の中で友人に憧れていたから、なんとか追いつきたい、このまま疎遠にはなりたくないと思っていた
私があまりに友人を好きすぎたのか、連絡をとりたいけどうまくやりとりできなかったらどうしようという不安が強くて連絡できないという状態だった
ところが、あんま使ってないSNSに久しぶりにログインしたらその友人から何通かDMが来ていた!
私はまだ友人と友達だったんだ!よかった!
と思った
でも
やりとりをしててなんとなくわかってしまったのだ
やっぱり友人とはもう学生時代の頃のような関係じゃない、変わったのは私の方なのかもしれない、と…
昔は長電話したりドライブしたり映画の話したりして、あのときが本当に楽しすぎた
何を話しても面白かったし言葉が通じる感覚があった
それはその友人だけじゃなくて学生時代の友達みんなに感じていた
「あのときは楽しかったけど今は違う」
友人にはそれを認めたくなかった
でも、そういう風に思うようになったことが成長で、病気からの回復なのかもなとも思う
私にとって、その友人との思い出も関係も特別なもので、大学生活の象徴みたいなものだった
でもあの日々の輝きが強すぎて、そこにとらわれすぎてたのかもしれない
今になって、ようやくあの頃を卒業したのかもなあと思う