非常にお世話になったけどその後ひどい態度をとられた人がいる
最初はとても私のことを応援してくれたけど、その人の思うような活躍をしないと不機嫌で私を支配するようになった
私の作品を肯定もしてくれたけど、気に入らないものは否定された
私は2年かけてその人との関わりをなくしていった
今でも机に向かって制作してるとその人のダメ出しする声が聞こえてくる
こっそりインスタを始めたら即その人に発見されフォローされて、監視されてるような気持ちになった
「頼むからもう放っといてくれ」と思った
でもその人が見てくれてうれしい、がんばりたい、という気持ちも半分あって、その人の目を意識してしまうようになった
別にもう会わないからフォローされててもいいかと思っていたけど、出先でその人に似た人を見るだけで具合が悪くなるようになってしまった
ブロックするかすごく迷った
さすがにそれは失礼なんじゃないか、やりすぎなんじゃないか、そこまでしなくていいんじゃないかと
でもこないだ生理中なのと夫の帰りが遅いのが重なって、ものすごく不安定になって怒りが止まらなくなった
この世の全てが許せなくてコンパスの針で腕をひっかいた
胃が痛くて食欲がなくなって何も食べたくなくなった
ノートにその人への怒りをぶちまけた
「絶対に許すな。二度と行かない」
次の日冷静にノートを見返してみたら何にそこまで腹が立ったのかわからなかった
でもそのとき、「このノートに書かれた気持ちの方が私の本心なんじゃないか」と思った
その後たまたまスーザン・フォワードの「毒になる親」を読み返したら
「本当の感情を無視して自分をだましているかぎり、その感情はことあるごとに噴き出してくる。もう許したと思って心が洗われたようになってもそれは長く続かない。なぜなら心のなかで本当に感じていることは何ひとつ変わってないからだ」(概要)
とあって、本当にそうだなと思った
私はその人を許したような気持ちでいるけど、心の底では憎んでて許したくないのかもしれない
親への気持ちとそっくりだ
それでようやくその人をブロックした
もうこの人に私のことを知られたくない
これから先も関わりたくない
この人は私に嫌われて当然なことを私にしたのだ
それが正解だったのかはわからない
でもその人を断ち切って生きていこうと決めたことが、たぶん自分にとって良いことだったんだと思う