そんな衝撃を受けつつ7年ぶりのK病院へ
そこで甘いものを食べてはいけない、依存してはいけないと思ってしまう、という相談をすると先生から目からウロコなことを言われる
先生「甘いものを食べるとどういう気持ちになるの?」
私「幸せな気持ちになるしスッキリします」
先生「じゃあ食べた方がよくない?」
私「 ( ゚д゚) 」
そして眠れないこともやせていることも異常なことではないと肯定してもらい、深刻に悩んでいたことも「それは辛いでしょ!旦那さんに言っていいのよ」と言われ、胸のつかえが全部とれて診察は終わった
後日、夫にずっと言えなかった(我慢しなくてはいけないと思っていた)ことを打ち明け、家にある前妻の物を全部整理することを約束してもらった
私は家から前妻の物がなくなれば幸せになれると思っていた
でも、そうではないことは母親に本心をぶつけたときにわかってしまった
「こうなれば幸せになれるのに」
と思っていることが実現しても、実は何も変わらないということに
むしろ、そう思いたいがためにその現実を作り出してるのかもしんない
現に私は一生言えることはないだろうと思うことを立て続けに伝えることができて、しかも相手の返事は自分が思った以上のものだった
でも私の見た目は変わらないし、体も軽くならないし、不眠も治らないし、特に心がスッキリもしてないし、マジで何も変わってない
むしろ拒食気味になったし胃腸の調子も悪い
長い目で見たら変わっていくのかもしれないけど
私は並で、普通の人なんだなあ
ということと
私は不幸でいたかったんだなあ
ということがわかった
それだけです
病気で、不幸で、人より劣っていて、他の女に負けていれば、私は特別でいることができた
だからそれを望んでいたってだけだったんです
そしてそれに気づいたところで急に人生が好転するわけでも輝き出すわけでもない
ただただ、今まで通りの私の生活が続いていくだけです