自分に無いものを持ってる人が死ぬほどうらやましくて悔しくてみじめで仕方なかったことがある(今もあるけど)
友だちがたくさんいる、お金がある、モテる、子どもがいて建てた家もある…など
その人たちはたしかに持っていた
でも空っぽだった
みんなにいい顔をしたり、異性の気をひいたり、わざわざ自慢してきたり、マウントとってきたり
そういう人が現れてチヤホヤされてるとき、私は「こいつは本当は持ってない!持ってるフリしてるだけなのになんでみんな騙されてるんだ!」
と思っていた
今思うと私が一番騙されている
その人たちをほめてる人たちは、特になんとも思ってないのだ
すごそうに見えるからすごいねって感想を言ってるだけなのだ
別にその人たちは私が思うほどチヤホヤされてない
よりによってそういう人に私は「すごい」「うらやましい」「私は持ってない」とか思ったり言ったりしてしまって、ますます相手に間違った自信を与えていた…
今振り返るとなんであの人をあんなにうらやましいと思ったんだろう?と思う
全然満たされてないじゃんあの人、と今ならわかるのに
単に、満たされない者同士だっただけなんだよね
自分に欠乏感があるときほど、持ってるフリをしてる人を見て「持ってる!」と感じてしまうんだと思う
この人豊かだな〜って思う人にはそんなふうに激しい嫉妬心を抱かないものだ
空っぽの人が空っぽの人を刺激するのかもしれない
まあだから、本当に悔しくてみじめで仕方ない精神状態で憎んでる相手って自分と同じような劣等感抱えてるだけな気がするから、そんなにうらやましがる必要ないなーって思いました