そぼろ天国

療養中∟|∵|┐

25歳の私

昨日めちゃくちゃ調子が悪くて、限界だってわかってるのに無理して動くのがやめられなくて、自分でも変だなと思った

なんか昔の自分に戻ったような感じ…

後からあれは25歳の頃の私だったんだって気づいた

 

25歳のとき就職先でうつになって泣く泣く実家に帰ってきて、動けなくて横になってるしかない私に母親が「いつ就職するんだ!」と言った

当時食べ物の味と作り方がわからなかった(摂食障害?)ので、昼は仕方なく冷凍のパスタとかを食べていたが、こんなんじゃなくてもっと野菜とかが入ってるものが食べたいと言ったらゆでただけの野菜が大量に出てきた

私は母親のもっと心のこもった手料理が食べたかったのだと思う

母親は仕事に逃げていた

父と弟は無関心だった

家に私のことを心配してくれる人は1人もいなかった

 

遠距離だった彼氏に月一で中間地点のラブホテルに呼び出されていた

動くのもやっとだったのに、「彼女らしいことができてない」という後ろめたさから相手の性欲処理のためだけに隣県まで行っていた

ものすごくしんどかったし苦痛だった

 

親友は東京から私の地元まで会いに来てくれた

その後ブログに「病気の友達に会いに行った。私は健康で恵まれてると思った」と書いていた(後に絶交した)

他の友達には会うと必ず「なんだ元気そうじゃん」と言われた

 

誰も私のことを心配してくれなかった

 

というのは言いすぎで、本当はいろんな人に心配されていた

 

でも、もっと心配されたかった

もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと心配されたかった

 

私は全然大丈夫じゃなかったし本当にしんどかった

でもしんどいからといって休んでると責められ、罪悪感が膨らんでいくから無理して動くしかなかった

私は何もしないでいることを許されなかった

家族の誰も「大丈夫?休んでいいよ」と温かい言葉をかけてくれなかった

 

でも、本当に私が心配されたかったのは私なのだと思う

あのとき若かったから無理がきいて動いてしまった

私が私自身に「こんなことたいしたことない、何もしないと価値がないから動け」と鞭打ってしまった

 

どうしてこんなにしんどいのに私が悪いと思わなきゃいけないんだろう

どうしてこんなにしんどいのにそれが伝わらないんだろう

とずっと思ってた

 

私が私のしんどさをわかってなかったからかもしれない

私が私を心から心配してなかったんだなと思った