むか〜し見た「まだ恋は始まらない」というドラマが好きだった
内容は全然覚えてないんだけど、何故か草彅剛が花屋だったことと、このドラマ面白かったなと思ってたことだけ覚えてる
なんとなく調べていたら主題歌の小泉今日子の「BEAUTIFUL GIRLS」という曲を聴いて、そうだこんな曲だった!と思った次の瞬間号泣していた
あの90年代の懐かしい景色が思いっきり蘇ってきた
そして何度聴き直しても号泣してしまう
そしたら作曲が筒美京平!
確かにイントロとかめちゃ筒美京平っぽい
だから泣けるのかな
私はこの辺りの時代に流行った曲を聴くと異様に刺さって泣いてしまうことがよくある
特にどの年が多いか調べたら90年代半ばに集中してて、当時の自分の年齢に関係してるんだろうなとは思っていた
自分の心に残っているドラマを思い返すと「ピュア」「まだ恋は始まらない」「愛してると言ってくれ」で、調べてみたら全部1995年だった
ついでにその年に起こったことを調べてみると本当によく覚えていた
私は小学6年生で死にたいと思っていたときだった
そして体がしんどくてうまく学校に行けなくなってたときだった
自分の部屋は二階にあって、いつも飛び降りたら死ねるのかなと思っていた
死にたかったけど死ぬのが怖くて、死ぬときってどんな気持ちなんだろうっていつも考えてた
母親はとにかく調子が悪い私を病院に連れてってくれたりはしたけど、そういう私の異変には気づかないフリをしていた
父親は何もしなかった
要するに、2人とも子どもと向き合っていなかったしいつも逃げていた
辛いときだったからその時代に見たものが心に焼きいていたのだ
そこで時を止めていたんだと気づいてまた泣いた
Wikipedia情報だけど、キョンキョンはかの名曲「あなたに会えてよかった」の歌詞は早くに亡くなった父のことをイメージして書いたらしい
でも、その曲に限らずキョンキョンの書く歌詞って全部そういう感じがある気がする
キョンキョンの歌(とキョンキョン自身)には死の影があるから少し物悲しいのかもしれない