私は今実家で休めてるけど、あんまり幸せじゃないと感じる
「不幸」でもないし「幸せじゃない」でもなく「あんまり幸せじゃない」
今だけでなく全体的にあんまり幸せじゃない人生だったなと思う
「私はあんまり幸せじゃない」
と言うことは自分のこともまわりのことも否定することのような気がして、強迫的に「幸せだ」と思おうとしていた
「生きてるだけでありがたい」とか「◯◯のおかげでこれができている」とか、そういう風に思わなくてはいけないんだと
幸せじゃないと思ってしまうのは罪だと思っていた
だから今、「私はあんまり幸せじゃない」と思えるようになって楽になった
私は大人になることにも自立することにも失敗した
ずっとずっと大人にならなくては、自立しなくてはいけないと焦っていた
40手前になってようやく私は人と同じように成長することに失敗したんだとわかった
私は私なりに一生懸命やってきたし、子供時代を振り返ってもしょうがないことだったのかもしれないと思う
急成長することや、病気を糧にして成功を手にする一発逆転を夢見たりしたけど、それは自分自身への過度な期待やプレッシャーになって私を苦しめただけだった
もう私が大人になることは無理なのかもしれない
ずっと打たれ弱く、疲れやすく、人が怖くて、子どもの私のままなのかもしれない
ずっと認めたくなくて、認められなくて、普通に上手くいってる大人のフリをしようとしてもがいていた
でも、認めざるをえなくなった
私はやっとあんまり幸せじゃないことと人生に失敗したことを認めることができたのだと思う